今回は、クマヒラ(Kumahira) EG160型金庫室扉の符号錠の破壊開放の作業事例です。
◆対象製品
【クマヒラEG型金庫室・書庫室扉】を参照下さい。
◆依頼内容
お客様自身でハンドチェンジ型符号(ダイヤル)錠の暗証番号の変更を行った後に解錠が出来なくなってしまった。
符号錠の開放と施錠が出来るように措置。
◆処置方法
符号(ダイヤル)錠の暗証番号の変更の失敗は、故障状態と同じです。
故障状態なので、正常な操作で開ける事は出来ません。
通常は、符号(ダイヤル)錠を破壊して開放を選択する事になります。
詳細は、以下を参照下さい。
この様な場合がマンホール扉、トリプルロックなどの装置が役に立つ場面です。
今回の場合は、マンホール扉もトリプルロックも無かったので、符号(ダイヤル)錠を破壊して開放になります。
◆作業内容
故障状態は、正規の操作で解錠出来ないので、符号(ダイヤル)錠のみを破壊して開放を行いました。
開放後、新規の符号(ダイヤル)錠を取り付けて作業完了です。
年式によって符号(ダイヤル)錠のみの破壊では対応できない場合があります。
当事例は参考程度にお考えください。
◆おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回の事例は、以下の事柄の分かりやすい例です。
1:お客様自身でハンドチェンジ型符号(ダイヤル)錠の暗証番号の変更を行う危険性。
以下を参照下さい。
2:非常時にマンホール扉やトリプルロックが有効である事。
以下を参照下さい。
金庫室扉が開かなく成る事は、心理的にとても負担になります。
このような事態は、事前の対策で予防できます。
ぜひ、この記事を参照して頂けたら幸いです。
クマヒラ(Kumahira) EG型金庫室扉でお困りの際は、ご質問ください。
※尚、当社はエンドユーザー様のみのお取引となります。
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