第136回

クマヒラE12000型金庫室扉

◆はじめに

今回は、クマヒラ(Kumahira)E12000型金庫室扉のご紹介です。

同じ特徴を持つE14000型は取り扱った事がありますが、E12000型を見るのは今回が初めてです。

毎日、金庫室扉を取り扱っている我々も見る事が初めての珍しい扉です。

建物の立て直しで、これから目にする機会が少なくなる製品です。

今回は、そんな製品の記事です。

 

◆クマヒラ(Kumahira)E12000型金庫室扉とは?

クマヒラ(Kumahira)の金庫室扉の1つです。

表面は、鉄が剥き出しなので触ると錆びます。

定期的に油を塗って、錆を防ぐ必要のある製品です。

時代的に色々な機構を試行錯誤しています。

今ではない機構が採用されていますので、当記事でご紹介したいと思います。

 

◆締め込みハンドル兼閂(カンヌキ)ハンドル

通常は、締め込みを行うハンドルと閂の操作を行うハンドルの二つがあります。

E12000型は、画像のような一つのハンドルで締め込み装置と閂(カンヌキ)の操作を行うことが出来ます。

ハンドルを手前に引くとギアのかみ合わせが変わって、閂(カンヌキ)を操作する事が出来るようになります。

クマヒラ(Kumahira)のE12000型やE14000型など、一部の古い製品に見られる珍しいタイプのハンドルです。

 

◆クレーンヒンジ

詳細は、【クレーンヒンジについて】の記事を参照下さい。

 

◆扉の開閉用の取手

クマヒラ(Kumahira)E12000型には、扉を開閉する為の取手が装備されています。

画像のように収納する事が出来ます。

 

現在では、このようなタイプは姿を消しています。

当時は、色々と製品の形を模索していた事がうかがえます。

 

◆当製品に弊社が出来る作業

・廃棄

・移動

・点検

・修理

・オーバーホール

 

◆おわりに

いかがでしたでしょうか?

今回のクマヒラ(Kumahira)E12000型金庫室扉を見せて頂いた事は、とても貴重な経験でした。

クマヒラ(Kumahira)E12000型金庫室扉は、現在からするととてもユニークな形状をしております。

この製品は、日本が戦後復興から成長する時代の製品のようなので、日本の金庫業界も経済性成長に合わせて試行錯誤をしていた事がうかがえます。

当時の人の考え方に触れられる貴重な機会でした。

取材中は、とてもワクワクしました。

クマヒラ(Kumahira)E12000型金庫室扉は、ユニークな製品ですが問題なく当社で扱える製品です。

クマヒラ(Kumahira)E12000型金庫室扉で、お困りの際はご相談ください。

お問い合わせページへ

 

◆お礼

今回のクマヒラ(Kumahira)E12000型金庫室扉は、足利商工会議所様の建物を取材させて頂いた際の金庫室扉です。

足利商工会議所ホームページへ

取材の際の記事は【足利商工会議所様への取材】をご覧ください。

取材と撮影許可を頂いて、貴重な金庫室扉を拝見させて頂きました。

昔の人の考え方に触れられるとても貴重な機会でした。

この場をお借りして、取材にご協力頂いた足利商工会議所様へお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

 

※画像の使用は、所有者様の同意を得て掲載しております。