◆はじめに
金庫には、多くの独自の機構が存在します。
今回は、金庫独特のTP装置についてのお話です。
◆TPは何の略?
TPとはトラブルプルーフの略だそうです。
◆TP装置とは?
TP装置は、書庫室扉に採用される機構の一つです。
以下の画像はオプションでTP装置を装備したNEF120型書庫室扉です。
【トリプルロックについて】や【デュアルロックとは】の記事も同じ要素の機構ですので記事を参照ください。
TP装置の特徴は以下のようです。
1:符号(ダイヤル)錠が故障した際の為にもう一つダイヤルが装備されている形式です。
2:二つの符号(ダイヤル)錠の内、どちらか一つの錠前を解錠するだけで扉を開ける事が出来ます。
3:シリンダー錠が装備されている場合は、デュアルロックと見た目は同じですが、違いはシリンダー錠とは連動していな点です。
連動していないので符号(ダイヤル)錠一つとシリンダー錠一つが装備されている製品と同じように使用する事になります。
◆採用される場合
マンホールが設置できない場合などに採用されます。
◆おわりに
いかがでしたでしょうか?
TP装置は、書庫室扉などの扉製品に装備される機構です。
普通の方は、目にする機会は殆どないと思います。
そんな変わった機構のご紹介でした。
当社は、このような機構を取り扱える事が当社の強みです。
TP装置の装備された製品でお困りの際は、ご相談ください。
※尚、当社はエンドユーザー様のみのお取引となります。
ご質問やご相談につては、エンドユーザー様からのご依頼に繋がる内容以外に対応はいたしません。