第8回

新しい質蔵扉の決め方

当社では、質蔵扉を取り扱っております。

今回は、質蔵扉の話題です。

今回は我々が体験した事などを元にした書庫室扉や金庫室扉に分類される、質蔵扉の購入から設置完了までをスムーズに行う為のポイントをお伝えしたいと思います。

質蔵扉は一生ものなので満足のいく物を手に入れて頂ければと思います。

 

◆質店の建て替え

近頃は、店舗の建て替えを検討されている方からの問合せが多くみられます。

弊社へ質蔵扉の問合せの中で皆さんが、口を揃えて『どうしたら良いかわからない』と言われます。

当社では、書庫室・金庫室扉を質蔵の規定に合った仕様で製作した製品を納入しております。

質蔵扉は特殊なので、建築側でも分からない事が多いようです。

その為、後からの問題の発覚が続いて施主様が苦労されるのを良く見受けます。

 

◆本当に欲しい物を手に入れる秘訣

建物の設計前に質蔵扉に求める要望や条件を書き出して、要望明確にする事です。

例:寸法、開き勝手、耐火時間、防盗性能、デザイン、色、予算 など

建物の設計が決まる前に扉を決めると選択の幅が広くなるように感じます。

設計前の建物の計画段階と同時にメーカーを決めて、概算見積りは手にしておくと順調に事が運ぶと思います。

本体価格は安くはないので、その方が安心だと思います。

 

◆質蔵扉に求める事

製品に求める事は十人十色だと思います。

我々の経験上、大きく2つに分かれます。

①コストパフォーマンス

大手の量産品が適しております。

市販品ではない、特注製作は性能を下げても逆に高くなります。

単純に『最低の性能は安い』ではなく『市販品以外は高い』と考えられた方が分かりやすいと思います。

同じ条件では大手の量産品以下の価格は出ないと、思って頂いた方が良いと思います。

②デザインなどを重視する場合

特殊な色や昔のデザインなどを重視したい場合は、大手は割高になります。

断られる場合もあります。

特注品を専門に扱う弊社のような会社に相談してみるのが、良いと思います。

 

◆実際に使用される方のご意見を効率良く反映させる秘訣

メーカー直受けにする事です。

我々は意思の疎通をしっかりとする事が、後から問題が次々と発覚しない為の秘訣だと思っております。

メーカー直受けの場合は、施主様と会話などのコミュニケーションで問題になりそうな事柄を事前に予測して我々の経験を元に予防できます。

トラブルを予防できない場合のお客様の心理的負担は大きい様に思います。

 

◆必ず同業の数社に見積もりを請求する

お見積りはお客様の要望を元に同じ条件で数社に要求し比較する事をお勧めしております。

条件を決めてから値段で判断をすれば、性能に対しての値段で判断できます。

 

◆メーカーへの信頼

決定時に考慮して頂きたいのがメーカーへの信頼です。

お客様にとって書庫室扉や金庫室扉を付ける部屋は、重要な部分だと思います。

建て替え前の質蔵扉の定期点検などを行って、担当者と信頼関係を築くのはいかがでしょうか?

信頼関係と性能と価格の3つのバランスを考慮して頂くと、満足できる物を購入できると思います。

 

◆災害を考慮する

最近は集中豪雨などの自然災害に見舞われるなど、予測外出来事も発生します。

実際に長年住んでいて何も起こらなかった場所であっても、発生する事例に遭遇した事もあります。

自治体の配信する情報を参考にするなどして、先手を打って対策を講じるのが良いと思います。

 

◆下調べ

質店蔵は規定が設けられています。

しっかりとした下調べの必要性を感じています。

 

◆おわりに

条件と予算の折り合いがつくまで数回、仕様の変更と概算見積もりを繰り返すと納得のいく製品を手に入れる事が出来ると思います。

記事を参考にして頂き役に立てていただければと思います。