第122回

両引きの格子戸について

今回は、両引きの格子戸についてのお話です。

 

◆両引きとは

両引きとは、格子戸が開く方式の事です。

以下の画像が実際の両引きの格子戸です。

両引きとは、画像のように左に引いて開く扉と右に引いて開く扉が2枚付いた方式の事です。

 

◆両引きの格子戸が採用される場合

以下のような目的で採用され場合があります。

①戸袋が確保しきれない場合

 開閉方式が引きの格子戸は、必ず戸袋が必要となります。

 戸袋とは、画像のように格子戸が入り込む部分です。

 建物の構造上の都合で片方向だけでは、戸袋を確保できない事を解決します。

②格子戸の寸法が大きい場合

 格子戸の寸法が大きい場合、重量が重くなります。

 重量がある場合、人力で開閉が難しくなる場合があります。

 その場合、扉を分割して格子戸1枚の重量を減らす事を目的とする事も出来ます。

 

◆コスト

業界的に両引きの格子戸は、特注扱いです。

両引きの格子戸のコストは、片引きの場合と比べて高く成ります。

理由としては、以下の通りです。

①部品の数がかなり増えるからです。

②特殊な場合のみは、生産する必要がない。

 

◆おわりに

いかがでしたでしょうか?

当社は、両引き格子戸の様な特注扱の製品を製作する会社です。

修理、撤去、保守点検なども行っております。

両引きの内扉格子戸でお困りの際は、お問い合わせください。

お問い合わせページへ

※尚、当社はエンドユーザー様のみのお取引となります。

ご質問やご相談につては、エンドユーザー様からのご依頼に繋がる内容以外に対応はいたしません。