今回は、夜間金庫を廃止する際に注意したい事についてのお話です。
◆廃止した夜間金庫のトラブル
建物の解体の際、廃止した夜間金庫の取り出し口が開かない件に多く立ち会います。
夜間金庫の取り出し口は、金庫室扉の防盗性能と変わらない性能を有するのが一般的です。
多額の作業費用が発生する事もあります。
このような事例は、廃止する際に対処しておけば発生しない事です。
この事例を参考にして頂き対処して頂ければと思います。
◆発生原因
夜間金庫の取り出し口を開ける為の暗証番号の不明が原因です。
廃止した夜間金庫は、普段使用しません。
以下のような状態になっている事があるようです。
1:暗証番号の引継ぎの対象から外れている。
2:暗証番号の引継ぎを行わない前提で廃止時に符号錠を開錠状態で放置した。
上記の状態がトラブルの原因となる状態です。
2の状態は、誤って符号錠を回すと施錠されてしまいます。
◆対処方法
通常は夜間金庫のサービスを提供する際、投入口を塞ぎ夜間金庫を廃止する作業を行います。
その作業と同時に符号錠を取り外してしまう事が最善の対策です。
符号錠を取り外してしまえば、施錠される事は絶対にありません。
念のため取り外した符号錠は、夜間金庫の中に保管しておくのが良いと思います。
◆おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回の事例のような作業は、未然に防げるトラブルです。
簡単な事で防ぐ事が来る、発生する必要のない費用と考えます。
参考にして頂き、未然に防いで頂ければと思います。
夜間金庫でお困りの際は、お問合せ下さい。
※尚、当社はエンドユーザー様のみのお取引となります。
ご質問やご相談につては、エンドユーザー様からのご依頼に繋がる内容以外に対応はいたしません。