第26回

再塗装の注意点

置き金庫、質蔵扉、金庫室扉などの再塗装後の不具合が多発しております。

今回は我々が取り扱う製品の再塗装について、注意点と対策についてのお話です。

◆作業事例

以下の作業事例もご覧ください。

①【Tokyou mikuni safe表記置き金庫移動作業事例

②【吉川製造表記蔵扉の再塗装

③【吉川製造製の蔵窓扉のオーバーホール

 

◆症状

共通するのは、扉の開閉の調子が悪く成る事です。

扉が閉まらなくなってしまった。

閉めるのがきつい。

開かなくなってしまった。

カンヌキハンドルが動き難くなってしまった。

以上のような症状で依頼が来ます。

 

◆不具合が発生する原因

①金庫は扉と扉枠との隙間が狭い

金庫は火災時に火が入らないように設計されています。

扉と扉枠の隙間が一般的なドアより狭く作られております。

厚塗りをすると開閉に支障をきたします。

②カンヌキなどの駆動部分がある

金庫は扉と一体になったカンヌキなど、駆動部分があります。

基本的に我々が塗装する際は、全て取り外して塗装します。

塗装されてはいけない場所の判断が必要となります。

判断を誤ると塗料が剥がれて、駆動部に干渉して故障の原因になります。

③塗装後の調整が必要

塗装後、分解した駆動部を組み立てる事が必要です。

塗装をするだけで駆動部の調子が変化してしまいます。

組み立ての際は、調整が必要になります。

 

◆対策

塗装は、製造の段階でしか発生しない作業です。

製造から修理まで行う会社に依頼する事が、安全と考えております。

我々の扱う製品は全て特殊です。

多角的な視点で考えなければ、トラブルの原因になります。

金庫や質蔵扉や金庫室扉の事は、専門に扱うメーカーに依頼する事をお勧めしております。

 

◆おわりに

いかがでしたでしょうか?

塗装の知識だけではなく、多角的な視点が求められるのが置き金庫や質蔵扉の塗装です。

安易に再塗装を行って、不具合が発生する場合が多発しています。

再塗装を行う際は、金庫屋へお問い合わせください。

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