◆はじめに
今回は、当社で製作し納品した引き質蔵扉の定期点検の事例のご紹介です。
定期点検の対象となるのは、【第38回 引き質蔵扉の製作事例】でご紹介した製品です。
こちらの製品は、納入時からお客様のご希望で定期点検を行っております。
◆点検の頻度
お客様のご要望により、毎年3年間の周期の中で簡易的な点検と全体的な点検を組み合わせて実施しております。
詳細は【第19回 保守点検の効果】の記事の【有効的な保守点検の利用法】を参照ください。
◆点検にかかる時間
点検にかかる時間は、製品の規模によって変動いたします。
参考程度に考えて頂ければと思います。
当製品の点検にかかる時間は、以下のようになります。
・簡易的な点検:半日
・全体的な点検:1日
◆主な点検の内容
・施錠装置の点検
・扉の機構部分の点検
・扉の開閉に関する機構の点検
・製品の清掃
◆点検の実施のタイミング
このお客様の場合は、定休日に立ち合いを行って頂き点検を実施しております。
こちらとしても、とても効率的に作業が行えます。
◆おわりに
いかがでしたでしょか?
『質蔵扉って点検する物なの?』という方が多いと思います。
実際、点検を実施されている方は多くはありません。
質蔵扉は、営業許可を取得する際に審査を受ける程、重要視されている事柄です。
当社では、『自動車の車検と同じようにお考え下さい』とお伝えしております。
車検や点検が任意だったとして、車検や点検を行っていないタクシーに乗りたいですか?
そのような視点で、点検を考えてみるのはいかがでしょうか?
当社ではメーカー問わず、置き金庫や金庫室設備の点検を受け付けております。
質蔵扉の点検でお困りの際は、お問合せ下さい。
※尚、当社はエンドユーザー様のみのお取引となります。
ご質問やご相談につては、エンドユーザー様からのご依頼に繋がる内容以外に対応はいたしません。