第115回

点検時にお客様へご協力をお願いする事

今回は、点検時にお客様へご協力をお願いする事についてのお話です。

 

◆はじめに

点検の際に作業を円滑に進める為、お客様にご協力をお願いしている事があります。

この事柄は、我々にはできない事です。

お客様にお願いをするしかありません。

今回は、協力をお願いしたい事のご紹介です。

 

◆扉が開く状態である事

点検を行う際は、扉を開ける事が出来る状態である事をお願いします。

マンホール扉など滅多に開けない場合は、以下のような事が予想されます。

1:暗証番号が分からない。

2:当日まで点検対象の存在を知らなかった。

  本部に確認したら点検対象だった。

  暗証番号が不明で鍵がすぐに出てこない状態だった。

3:鍵を点検作業中に見つけられない。

4:後から設置した棚や建物の構造で点検が出来ない。

 

◆点検対象の把握

場合によっては、お客様が点検対象を把握していないケースがあります。

当日になって我々が指摘して発覚する事があります。

その場合は、『鍵がない』『暗証番号が分からない』などの状況が発生します。

別日になる場合は、費用が増額します。

別途お見積りを行ってからの作業となります。

 

◆作業が出来る状態

後から棚や壁や階段を設置されている場合があります。

その影響で作業が出来ない状況である場合があります。

この場合は、当社は一切責任を負いません。

その部分の点検が出来ない事で当社の点検自体の責任問題に影響が出る場合は、点検をお断りする場合があります。

当日、作業ができない事が発覚した場合であっても出張費は発生します。

あらかじめご了承ください。

 

◆置き金庫の収納物

置き金庫の場合は、収納物があります。

防犯上の都合で、全ての収納物は移動して頂くようお願いしております。

 

◆必要な鍵の用意

点検対象で使用する鍵を必ず用意して頂く事をお願いしております。

点検実施の際に対象製品で使用する鍵が必要になります。

鍵がないと点検が実施できず、作業を中止せざるおえなくなります。

作業が中断した場合は、当社は責任を負いません。

点検日にすぐに使用できるようにお願い致します。

 

◆符号(ダイヤル)錠の操作

点検対象に符号(ダイヤル)錠が装備されている場合です。

符号(ダイヤル)錠の点検を行います。

我々は、一切暗証番号を知る事が許されません。

点検の際は、設定されているお客様の暗証番号からテスト用の暗証番号へ変更します。

以下の作業をお客様にお願いしております。

1:点検開始時にお客様の暗証番号が分からない様にする作業。

2:お客様の暗証番号に戻して頂く作業。

 

◆点検完了後の確認操作

点検完了後、お客様に操作の確認をお願いします。

作業員の指示に従い確認操作をお願い致します。

 

◆おわりに

いかがでしたでしょうか?

点検実施の際に何か不安な事は、事前に質問されるのが一番良いと思います。

点検の事でご不明な点がありましたらご質問ください。

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