◆はじめに
当社には、様々な金庫に関するトラブルのご相談の問い合わせがあります。
金庫のトラブルは、人的な原因である事が多く見られます。
人的な原因の一つに暗証番号と鍵の引き継ぎがあります。
今回は、金庫の引き継ぎ対策です。
◆暗証番号と鍵の引継ぎの重要性
基本的に竹内金庫表記の金庫は、古いです。
親御さんの代、以前から所有されている場合が多くみられます。
先代が亡くなられた際、以下の状況でお困りになる御子息などが沢山います。
①鍵がない
②暗証番号が分からない
先代がご存命なうちに引継ぎを行われる事をお勧めします。
金庫は、処分に費用が掛かります。
所有者様がご存命のうちに御子息や次代の方とご相談されるのが最善かと思います。
当社では、防犯上の理由から初回のお取引で金庫開放は、お受けしておりません。
金庫開放は、保守点検を実施の製品である事が条件とさせて頂いております。
ご了承ください。
【保守点検の効果】を参照下さい。
◆引継ぎをしないで困る状況
引継ぎをしないで困る状況は、以下のようです。
1:亡くなった時
2:病気になった時(意識がなくなる状況も含む)
3:認知症になった時
など
◆困る事
1:開ける事が出来ない。
2:重要書類が保管されている場合。
3:収納物を把握しておらず、把握する必要がある。
4:鍵はあるが、暗証番号が分からない。
など
◆対策
親子間で意思の疎通を行ってください。
それだけで10万円単位の負担を軽減する事が出来ます。
万が一の際は、色々と出費がかさみさすので、無駄な行為ではないと思います。
◆金庫の廃棄は、費用がかかる
筋違いの話のように思えますが、金庫の廃棄の事も考慮下さい。
金庫の処分には安くない費用が掛かります。
まず、その事実を考慮された上で、ご家族と意思の疎通をされた方が良いと思います。
廃棄の詳細は【置き金庫の廃棄について】を参照下さい。
◆おわりに
いかがでしたでしょうか?
防犯には金庫も大切ですが、人とのコミュニケーションも大切です。
近年は、特に親子間のコミュニケーションの必要性を感じております。
当記事がお役に立てば幸いです。