◆はじめに
今回は、2011年3月11日の地震の揺れで勢い良く閉まって故障した金庫室扉の修理事例です。
◆状況
対象製品は、クマヒラのE21000型でした。
設置階は、高層ビルの20階くらいの高所階でした。
2011年3月11日の地震の揺れで勢い良く閉まってしまったそうです。
高所階だったので地上より揺れが大きくなって、重い扉が勢い良く閉まったようです。
その際に画像①の矢印部分の部品が変形してしまいました。
部品は画像の位置についている直径50mmから最小部分35mmの鉄製です
部品は②の画像の様に曲がっていました。
定規と比べると曲がっているのが分かりやすいと思います。
こんなに太い鉄製の部品が変形するのは普通ではありません。
◆処置
締め込み装置の機構部分を分解して新規部品へ交換しました。
◆おわりに
もし、これが人の出入り中に発生していたらと思うとゾッとします。
社長の三上俊一がゾッとした体験の一つです。
出入りの際にしか扉を開けない場合にでも、開けた扉を固定する画像のようなタイプのキャッチ式戸当りの必要性を感じました。
当社はこのような作業も対応可能です。
クマヒラ製E21000型でお困りの際は、ご相談ください。
※尚、当社はエンドユーザー様のみのお取引となります。
ご質問やご相談につては、エンドユーザー様からのご依頼に繋がる内容以外に対応はいたしません。