◆はじめに
我が家で毛布の面白いエピソードのご紹介をします。
◆予備知識
我々は、床が滑る場合に金庫の下に毛布を敷いて引っ張って移動する事があります。
その事柄を踏まえた上で、エピソードを楽しんで頂ければと思います。
◆私の叔母と姉の雑談
掃除の際、箪笥などの女性には重い物の移動の仕方の話をしていました。
叔母は床がフローリングやタイルなど滑る場合、毛布を敷いて引っ張って移動するそうです。
叔父が女性一人で箪笥を移動してビックリしていた話をしていました。
姉も『私もやるよ』と言っていました。
どうやら【我が家のあるあるネタ】だったようです。
本人たちは、どこでそのやり方を覚えたのか心当たりがないようでした。
我々が仕事で使用する手法である事を教えてあげました。
叔母が『やっぱり金庫屋の娘なんだね』と笑っていました。
親のやっている事は、自然と子供の身につく事を実感しました。
◆父の運搬
通常、歩けない人を運搬する際は車いすを使用すると思います。
父が亡くなる少し前は、車いすが必要な状態でした。
まだ、車いすの手配が出来ていない時、母が父を乗せた毛布を引っ張って運んでいました。
父が母でも運べるよう金庫屋の手法を利用して工夫したようです。
まず、老人でも人を運べることに驚きました。
自分を運ぶのに使うくらいなら妹も娘も真似をするわけだと思いました。
私は、そんなビックリ行動をした事はありませんが。
◆余談
父が毛布で運搬された出来事の後、車いすを借りた時の話です。
我が家の長くて急な階段を父は自力で下りる事が出来ませんでした。
私と子供2人で金庫を運ぶ要領で、父を車いすごと持って下まで降ろしました。
金庫の重量は、100Kg以上ですから問題ないです。
妻はビックしていました。
毛布で人を運搬させませんが、私も十分ビックリ行動をしていたようです。
蛙の子は蛙なのをしみじみ感じました。
家の文化に金庫屋が染みついているお話でした。
※この記事内の行動を当社が推奨する趣旨の記事ではありません。
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