第36回

置き金庫の移動とは

◆はじめに

今回は、置き金庫の移動についてのお話です。

 

◆置き金庫の移動とは

既存の置き金庫を別の場所に運んで設置する作業の事です。

例①:Aの建物からBの建物へ設置。

例②:Aの店舗内でA1の場所からA2の場所へ設置。

 

◆作業実績

作業実績①:Tokyou mikuni safe 表記置き金庫移動作業事例

 

◆段差を通過する必要がある場合

移動の際、進路上に段差があるかで価格が変わります。

段差部分を移動する際は、準備が必要になります。

その準備やかかる時間で価格が変化します。

 

◆階段を通過する必要がある場合

移動の際、進路に階段があるかで価格が大きく変わります。

階段がある場合は、労力が大きく変わります。

作業人数なども変化します。

階段の段数で変化します。

階段の幅によっては、この手法を選択できない場合があります。

 

◆2階以上の建物の窓から搬出又は、搬入を行う場合

2階以上の部屋で、進路が狭くて通れない場合があります。

その場合は、クレーンを使用して窓から搬出する事があります。

以下の場合は、この手法を選択せざるおえない可能性があります。

①設置の際に窓から搬入した。

②金庫の位置を変えず、内装工事を行った。

③進路に動かせない物を設置した。

④建物の建築中に金庫を設置した。

 

◆建物の床の強度

建物によっては、進路の床が金庫の重量に耐えられない場合があります。

その際も事前の準備が必要となります。

場合によっては、床下がどのような構造かを調べる場合もあります。

 

◆下見と実測について

金庫を動かす際は、下見と実測が重要になってきます。

下見を誤ると、作業中断や断念をせざるおえなくなる場合があります。

当社では必ず下見は、実施させて頂いております。

下見と実測は、経験と知識などの特殊技能が必要な作業です。

当社では、下見を実施した時点で作業の有無に関わらず別途費用が発生いたします。

お話を聞いた時点で、現実性が無い場合は下見をお断りする場合があります。

あらかじめご了承ください。

 

◆お客様のご要望について

当社では、お客様の要望をなるべく取り入れて作業を実施いたします。

金庫の移動は、重大なケガや命の危険が伴う作業です。

作業員の安全を脅かすご要望は、お聞きする事が出来ません。

お客様からそのようなご要望が、上がった時点で依頼をお断りいたします。

あらかじめご了承ください。

 

◆移動の際の収納物

金庫の移動の際は、事前にお客様側で庫内に収納物がない状態にしてください。

作業員が金庫の扉を開けられる状態にして下さい。