第197回

KABA Mas社 X型デジタル表示符号錠

◆はじめに

当社は、業界の中でも特殊な製品を取り扱う事が特徴です。

金庫自体が実感を持ちにくいので『特殊な製品』と言われても分かりにくいかと思います。

特殊な製品の一例としては、外国の仕様の製品の製造です。

その過程で、日本では知られていない錠前を日常的に取り扱う事が当社の強みです。

今回は、KABA(カバ)Mas(マス)社X型デジタル表記符号(ダイヤル)錠のお話です。

◆製品名の表記

製品名は、X-07、X-08、X-09、X-10の様に新しいバージョンになるとXの後の数字が増えるようです。

 

◆KABA(カバ)Mas(マス)社X型デジタル表記符号(ダイヤル)錠の特徴

KABA(カバ)Mas(マス)社Xシリーズは、以下のような特徴があります。

1:電気的な符号(ダイヤル)錠。

2:数字がデジタル表示。

3:符号錠の回転で発電を行い、電気を供給して稼働。

 

◆当社で初めて取り扱った時のエピソード

当社で初めて取り扱った際は、バージョンがX-07かX-08でした。

当社は、直受けに方針を切り替える前までは、金庫室扉まで取り扱う国内最大手の会社からの依頼も受けておりました。

外国の仕様の特殊鉄扉の製作依頼なども取り扱います。

その際、エンドユーザーからの指定で当社製作の特殊鉄扉に装備する指示を受けました。

日本で取り扱った実績は無く、参考資料は全て英語の製品でした。

当社には、日本語以外を扱える者がおりません。

取り扱い方法を模索する所から始まりました。

まず、同封された全て英語の説明VHSテープを参考にしました。

英語は分かりませんが、観ていれば何をしているのかは、理解できました。

日本の販売代理店の社長から提供して頂いた和訳説明書を参考にして試行錯誤して自力で、組み立て方、操作方法を覚えた思い出のある製品です。

 

◆おわりに

いかがでしたでしょう?

当社は、このような特殊な錠前の装備された仕様の製品の製作や錠前の取り扱える事が強みであり特徴です。

先代社長は『仕事からは絶対に逃げない』と言っておりました。

英語が出来なくても、実例がない状態でも技術的な試行錯誤で依頼を達成する事が当社の社風です。

当記事から当社の社風や人間性を感じて頂き信頼感に繋げて頂ければ幸いです。

KABA Mas社などの外国製の錠前は、当社にご依頼ください。

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