第129回

金川金庫店の話(Ver.2.0)

◆はじめに

金川金庫店は、金庫の販売店のようです。

今回は、金川金庫店の話です。

 

◆金川金庫店のカタログ

  

 

昔の金庫は、大きさによって【〇号金庫】と分類しておりました。

数が多くなるにつれてサイズは小さくなります。

カタログの商品ラインナップは以下のようになっております。

【番外】【一~九号】【特号】

 

◆当時の価格

昭和4年生まれの人が子供の頃に『10円札を両替するのが大変だった』と言っていました。

10円が紙幣の時代があった事を考えれば、当時としては相当に高級品だったと思います。

現在の日本製の量産品の一番高額な金庫よりも高額かもしれません。

やはり金庫は、お金持ちの持つ物ですね。

桐の箱を入れて、蒔絵で屋号を書いて、螺鈿が施されている事をご納得頂けると思います。

 

◆金庫の廃棄について

古い金庫は、廃棄をご検討される方が多いと思います。

廃棄については、【置き金庫の廃棄について】を参考になさってください。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

このような視点から金庫を見てみるのも面白いと思います。

当社では、戦前の金庫も問題なく取り扱えます。

古い金庫でお困りの際は、お問合せ下さい。

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