第125回

引き内扉格子戸を半自動化する場合

今回は、引き内扉格子戸を半自動化する場合のお話です。

 

◆半自動化とは、どのような状態?

半自動化された状態は、以下の通りです。

①一定の場所まで格子戸を閉めると自動で格子戸が閉まります。

②安全な速度で閉まります。

③閉め忘れを防ぎます。

④引き戸にドアクローザーを付けた状態です。

 

◆半自動化とは

引き戸のクローザーを装備します。

電動ではないので、電気的な配線の工事は不要です。

 

◆半自動化する理由

以下の例のように場合によって内扉格子戸が、常時閉まっている状態が好ましい場合があります。

①質蔵扉など、防虫の用途を求められる場合。

②アクリルやパンチングメタルを装備するくらいに、庫内の見える事が好ましくない場合。

③格子戸を閉める際の手間が減る。

④自動鎌錠と組み合わせる事で常時施錠状態が可能です。

 

◆半自動化の注意

金庫室の引き格子戸には、自動鎌錠が装備されている場合があります。

自動鎌錠は、格子戸が閉まった時点で自動的に施錠されてしまいます。

庫内への鍵の閉じ込めが発生する場合があります。

自動鎌錠が装備されている場合は、以下の方法をお勧めいたします。

①スペアーキーを必ず庫外で保管して運用する。

②自動鎌錠の装備された格子戸は、半自動化しない。

 

◆既存の製品への追加装備について

既存の製品へ後から追加装備をする事は、可能です。

基本的には、現場での工事が必要です。

作業の際は、電動工具を使用する音がします。

作業中も声をかけて頂ければ、庫内の出入りは可能なように作業いたします。

 

◆既存の製品への追加作業の流れ

追加作業の前に、実測作業を別途でご依頼頂く流れになります。

実測については、【実測と下見について】の記事を参照ください。

以下のような流れになります。

①実測作業のお見積り

②実測作業の依頼

③実測作業を実施

④追加作業の見積もり

⑤追加作業の依頼

⑥追加作業の実施

 

◆おわりに

いかがでしたでしょうか?

引き内扉格子戸が半自動化出来る事を知らない方は、多いかもしれません。

お客様が望んでいても、提案される事はあまりないかもしれません。

当社は、新規製作の段階から装備する事も可能です。

金庫屋の知恵袋を活用して頂き、納得のいく製品選びをして頂ければ幸いです。

書庫室、金庫室、質蔵扉の内扉格子戸や間仕切り格子戸でお困りの際は、ご質問ください。

お問い合わせページへ