◆はじめに
今回は、変わった金庫用の錠前のご紹介です。
◆可変型の錠前
新しい鍵を挿して設定操作をすると新しい鍵で使用できる錠前です。
今まで使用していた鍵は、使用できなくなります。
◆長い鍵
外見的な特徴としては、鍵が長いのも特徴です。
ご紹介している錠前は、日本で一般的なシリンダー錠ではありません。
昔の外国製の金庫室扉に採用されている場合があります。
日本では、長い鍵は好まれないようです。
持ち歩く際に邪魔で不評のようです。
当社で 符号(ダイヤル)錠に交換した実績もあります。
日本では、昔から鍵を短くする工夫がされてきました。
逆に外国は、金庫にシリンダー錠を装備する事は好まないようです。
外側から開閉に関する部分を直接、触る事が出来るので好まれないようです。
鍵が邪魔でも使用者の利便性より、安全性を重視するようです。
◆可変型錠前の効果
鍵を交換する場合に効果を発揮します。
通常の場合は、錠前と鍵はセットに成っています。
新規の鍵に変える場合は、錠前も交換する事に成ります。
可変型の錠前の場合は、錠前を交換する必要が無くなります。
新規の鍵へ交換すれば済みます。
錠前を交換する無駄が無くなります。
◆鍵を紛失した場合
鍵を紛失した場合は、鍵の複製で対応はしません。
理由としては、紛失した鍵の不正利用を防ぐ目的があります。
正規の鍵での開けるのは、簡単です。
通常は、錠前と鍵を共に交換します。
可変型の場合は、新規の鍵への変換の際に既存の鍵は使えなくなります。
鍵の交換で済みます。
◆管理者が変わった場合
管理者が変わった際も鍵を交換する場合があります。
日本で金庫に行うのは、あまり馴染が無いかもしれません。
賃貸物件の玄関のドアでは、一般的かも知れません
当社も金庫で実施している方をあまり見た事がありません。
元管理者の不正使用を防ぎます。
内部関係者の犯行への対策です。
正規の鍵の不正使用や複製を作成しての不正使用の犯行を防ぎます。
こちらの目的の方が活躍するかもしれません。
管理者が頻繁に変わる場合は、かなりの効率化がはかれると思います。
◆おわりに
いかがでしたでしょうか?
当社製品は、可変型錠前を採用するようになりました。
今回の錠前が国内で、採用されている場合はあまり見る事はありません。
担当者が変わる度、鍵を交換する事もあまり聞きません。
錠前は大切な収納物の保管に重要な役割を果たします。
運用方法は広い視野での判断が重要な事だと思います。
ぜひ、記事を参考にして頂きより良い運用に役立てて頂ければ幸いです。